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Excel|セルの書式設定
今回はセルの書式設定についてお話していこうと思います。
意外と私は使うことが多いセルの書式設定ですが、今までにお伝えしていたようにリボンに配置されているボタンでもほとんどのことがまかなえます。
ただ、罫線を引くときに例えばA1~E7を選択し、セルの書式設定より周りは太線で中は細線、縦線は消すなどを一度の設定で変更することができ、慣れるととても使い勝手が良い機能です。
ぜひ、使ってみてくださいね。
[目次]
step1|セルの書式設定を開こう
まずは、セルの書式設定を開きます。
まずは右クリックして、セルの書式設定をクリックしてください。
【Ctrl+1】のショートカットキーもおススメですよ♪
step2|セルの書式設定|表示形式
ホームの数値のところの内容と同じです。
セルの中の書式をどうしたいかをここで決めます。
例えば5月1日と入力したい場合【1/2】と入力するとExcelが「あっ、日付を入れたいんだな?」と1月2日と変換してくれたりします。ただ、2分の1と入力したい場合や、2022/2/1と入力したい場合に勝手に1月2日となると困りものです。
そういった時に、この表示形式で変更します。
1/2と入れたい場合:分数を選択
2022年1月2日と入れたい場合:日付の種類から選択
50%と入れたい場合:%を選択
1/2個と入れたい場合:ユーザー定義の種類で#,##0を選択し後ろに”個”をつける【#,##0”個”】
このように、様々な形式で登録することができます。
メリットとして円や個などを後ろにつけた場合、文字として認識されて計算式を当てはめても計算されないのですが、このやり方だと数字として認識をされますので見た目は2個や2,000円と記載されていてもきちんと計算されます。
数字の入力で思う感じに変換されなかったという方はここを触ってみてくださいね。
step3|セルの書式設定|配置
ホームの配置にも一部同じものがあります。
文字の配置は、セルの中で数字や文字をどこに配置するかを示します。
例えば、名前などは左揃えのほうが良く、合計や年月を入れるときは中心揃え、数字は右揃えといったように、内容により配置を変えた方が良いものがあります。数字が右揃えと左揃えが混在しているととても見にくいですよね。
そういった場合はこの横位置や縦位置で変更してください。
それと私がここでよく使用するのが文字制御です。
【折り返して全体を表示する】は、縦幅を少し広げたシートだったり、縦列を結合させたセルで使用することがあります。
【縮小して全体を表示する】は、セルの中で文字を切れないように小さくしてくれます。そのため、印刷時に切れてしまったという心配はありません。ただ、文章が途中の一行だけ小さくなったなどということも起こります。見やすさも重視しながらこの項目を使うように気を付けてくださいね。
【セルを結合する】は、セルを縦や横で一緒に選択してチェックをつけると1つのセルとなります。ただ、こちらは私はあまり使用していません。個人的には、ホームで使用したほうが使いやすいかと思います。
方向は、縦文字する場合に文字列と書かれているところを押すと縦文字に変更されます。
step4|セルの書式設定|フォント
フォントは、選択しているセルの中の文字を変換します。
フォントについては、また改めてご説明しますが一般的にゴシック体や明朝体という文字があり用途により使い分けたりします。また、一枚物のデータを作る際はできればフォントは統一させるのがおすすめです。
スタイルは太字や斜体などを選べます。太字はよく使用するので、ショートカットの【Ctrl+B】で覚えましょう。
それ以外にも文字の大きさや文字の飾り・下線・色など選べます。
step5|セルの書式設定|罫線
私は、セルの書式設定の中でこの罫線をよく使用しています。
これが、ホームの罫線よりかなり使いやすいです。表全体を選択し、ここで外枠の線を太くして、横線を細かい点線にして内側の縦線をなくすという一連の作業もここで完結できます。
もちろん、線の色もここで変更できるのでとても便利です。
step6|セルの書式設定|塗りつぶし
塗りつぶしは、文字や数字ではなくセルの塗りつぶしです。
グラデーションなどいろいろと選択できます。
step7|セルの書式設定|保護
こちらは、ロックのチェックを外していると校閲のシートの保護をした際に、そのチェックを外したセルは入力できるようにすることができます。見積書や清算書でほかの方がその計算式を消してしまうのを防ぐことができます。
まとめ
今回は、セルの書式設定でしたがいかがでしたか?慣れてきてから困ったときの【Ctrl+1】でも良いのですが、初期の頃から使えていると少しみんなより先に進める自信になるかと思い、今回はこちらの設定の方法についてお伝えしました。
これからも一つ一つ詳細を説明していこうと思うので、ぜひチェックしてくださいね。
少しでも皆さんのお仕事を自信をもって始められるお手伝いができると嬉しいです。一緒に頑張っていきましょう。