Excel|数式
関数の続きをしていきましょう。前回お伝えしたようによく使用される関数を見ていきたいと思います。
私は、関数の挿入から使用することが多いのですが、よく使用される関数は【オートSUM】∨をクリックすると出てきます。
こちらから今回は使用してみましょう。
step1|数式|関数|オートSUM(合計)
まずは、この表を作ってみてください。
1⃣ 月と個数を入力し6月の下に【合計】と入力してください。
2⃣ 全体を選択し罫線で枠をつけます。できれば6月の下は区切り目なので二重線にしてみてください。
次に関数を入れていきましょう
3⃣ C12を選択します。
4⃣ オートSUMの∨を押し合計(S)を選択します。
5⃣ すると自動でC6~C11 が選択範囲ですか?と【=SUM(C6:C11)】という計算式がでてきます。
6⃣ 範囲が正しければEnterを押してください。
違う場合は選択範囲をマウスで選択するか、関数式の数値を変更してください。
step2|数式|関数|AVERAGE(平均)
次に平均を出していきましょう。今回だと1月~6月までのC列に入ってる数字の平均値です。
1⃣2⃣は合計と同じため3⃣以降を見ていきましょう。
3⃣ C12を選択します。
4⃣ オートSUMの∨を押し平均(A)を選択します。
5⃣ すると自動でC6~C11 が選択範囲ですか?と【=AVERAGE(C6:C11)】という計算式がでてきます。
6⃣ 範囲が正しければEnterを押してください。
違う場合は選択範囲をマウスで選択するか、関数式の数値を変更してください。
step3|数式|関数|COUNT(数値の個数)
数値の個数?っと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。表のデータが多くなればなるほど必要になってくるのがこの【COUNT】です。
私は年間約500件のデータを管理しています。毎年どんどんと増えてくる中で【COUNT】や【COUNTIF】はよく使用しています。
COUNT |範囲に含まれる数値が格納されているセルの個数
COUNTA |範囲に含まれる数値+文字(A・あ)が格納されているセルの個数
COUNTBLANK|範囲に含まれる空白セルの個数
3⃣ C12を選択します。
4⃣ オートSUMの∨を押し数値の個数(C)を選択します。
5⃣ すると自動でC6~C11 が選択範囲ですか?と【=COUNT(C6:C11)】という計算式がでてきます。
6⃣ 範囲が正しければEnterを押してください。
違う場合は選択範囲をマウスで選択するか、関数式の数値を変更してください。
step4|数式|関数|MAX・MIN(最大値・最小値)
最大値と最小値も今までと同じ考え方です。範囲内の最大値と最小値を求めます。
最大値はMAX(マックス)、最小値はMIN(ミニマム)を使用して今までと同じように範囲指定をしてくださいね。
3⃣ C12を選択します。
4⃣ オートSUMの∨を押し最大値(M)もしくは最小値(I)を選択します。
5⃣ すると自動でC6~C11 が選択範囲ですか?と【=MAX(C6:C11)】【MIN(C6:C11)】という計算式がでてきます。
6⃣ 範囲が正しければEnterを押してください。違う場合は選択範囲をマウスで選択するか、関数式の数値を変更してください。
step5|数式|関数|関数の挿入
最初にお話ししたように私は、関数は【関数の挿入】から行うことが多いです。
理由はIF関数などを使用することが多いからです。一応、そちらも簡単にお伝えします。
関数の挿入をクリックし【関数の分類(C)】の中で【すべての表示】を選択します。
するとたくさんの関数が出てきます。この中で私がよく使用しているものは
SUMIFS
AVERAGEIF・AVERAGEIFS
COUNTA・COUNTIF・
などをよく使用しています。
また、今回は掲載していませんが、
IF・IFERROR
EDATE
ROUNDDOWN
VLOOKUP
もとても便利で使えるようになると大変重宝する関数だと思っています。
皆さんのお仕事内容によって関数も変わってきますが、よかったら使用してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。かなり簡単に感じられた方も多いのではないでしょうか。
ただ、関数恐怖症で触ることすらしない方、範囲の見方も曖昧の方など多くいらっしゃいます。
ただ、この5つが覚えられたら以外とそれ以外の関数ももう少しコレがこうならよかったのにということも出てくると思います。
例えば、
計算する数字の入力がない時は合計のセルは0ではなく空白にしたい
ERROR表示がされる場合は空白にしたい
決まった商品名の数値の個数だけ数えたい
みたいな場合、上記の関数が少し変化するだけで使用できたりします。
こういった時は、WEBで調べてみるとどんどん使いこなせる関数が増えてくるものです。
また、ひと通りExcelの基礎をお伝えした後でおすすめ関数なども細かくご説明もしていきますね。
ひとまず、見るだけでは覚えられません。
家計簿でもなんでもよいのでExcelを使用して今日覚えた関数を使用してみてください。
皆さんと一緒に一歩ずつ前に進んでいきたいと考えています。