Excel|数式
今回は数式のタブの中についてみていきましょう。この中の関数についてですが学ぶことが多く、ある程度使いこなせるようになると、会社でも【Excelが得意な人】といった扱いになりやすいです。少し難しい内容なので、今回は関数だけでも数回に分けて説明していこうと思います。
しっかりと使いこなせるようになりましょう。
目次
step1|数式|関数ライブラリ
Excelは、450種類以上の関数が使用できます。すごい数ですね。
ただ、実際にこの数の関数をすべて使いこなしている方はごく一部の方ではないでしょうか。
少なくとも私の周りにはいません。仕事内容によって使用する関数は限られてきます。今回は私のおすすめする一般的によく使用されている関数をお伝えしてきます。
step2|数式|関数の挿入|おすすめの8つの関数
まず、関数でできることとはどのようなことでしょうか。
私は、合計数値、平均、最大値、最小値、四捨五入、入力数、日付、条件での判定、値の検索などが書類を作成する時によく使用している関数です。
その中でも、四捨五入は切り捨てにするのか、入力数は同じ名前だけでカウントできるのかなど用途によってかけ合わせたりしています。
今回は簡単にこんなものがあるということを知っていただいて次回から一つずつやり方を細かくお伝えしていきたいと思います。
選択範囲をセルのB1からB5までとして式を作っています。ここに実際の選択範囲を入れてくださいね
1⃣ 合計 【=SUM(B1:B5) 】 |B1~B5 の合計を出す
2⃣ 平均 【=AVERAGE(B1:B5) 】 |B1~B5 の平均を出す
3⃣ 最大値、最小値 【=MAX(B1:B5) 】 |B1~B5の中の最大値を出す
4⃣ 四捨五入 【=MIN(B1:B5) 】 |B1~B5の中の最小値を出す
5⃣ 入力数 【=COUNT(B1:B5) 】 |B1~B5は数値が入っているセルの数
6⃣ 日付の自動入力 【=TODAY() 】 |今日の日付を出す
7⃣ 条件での判定 【=IF(B1>=50,”OK”,”NO”) 】 |50以上ならOK、それ以外はNOと出す
8⃣ 値の検索 【=VLOOKUP(C2,A5:D12,4,FALSE) 】 |下記の表にあるように役職のデータを表から引っ張り出すようなときに使用します。
VLOOKUPなどは、この関数の式を見るだけでもとても難しそうに感じませんか?
しかし、式はほぼ毎回同じで検索方法などを覚えるくらいでこういった関数も使えるようになります。
私は、こういった評価や見積もりなどの際によく使用します。一度作っておくと、後がとても楽になるのでぜひ覚えていきましょう。
検索値 「課長A」=C2
範囲 「年収表」=A5:D12
列番号 「年収表」の知りたい値が4列目=4
検索方法 「課長A」と完全一致させる=FALSE(または0)
詳しくは、また改めて投稿しますね。
step3|数式|関数挿入|関数の引数を覚えよう
1⃣ 関数とは、計算・処理の事を示します。
2⃣ 引数とは、実際のデータ・関数で必要となるデータの事を示します。
※ 戻り値とは、関数により計算されてExcelシート上に出た結果の数値のこと
まとめ
今回は、難しい内容でしたね。まだまだ触りの段階ですが、関数という言葉だけでパソコンやモバイルをそっと閉じたくなる方もいるのではないでしょうか。
ただ、この8つの関数を覚えるだけで、私も周りからはExcelを使いこなせる人のような扱いに変わりました。
会社では、一番くらいにExcelを使いこなしているように映っていますが、実際は久々に使用した関数などはわからなくなることもあります。また、これより少し難しくなった内容の関数が必要となることもあります。
そういった時はWEBで【Excel 平均】【Excel エラーを0で表記する】【計算でERRORになったときは0と表記する】のように検索をすると、私以上にExcelを得意とされる方が、たくさんのやり方を掲載してくれています。
なのですべての関数を覚えるというよりは、式の中身を見れるようになる、どんな関数があるか知っておくというのが何より大切なことだと思います。
ぜひ一緒に使いこなせるようになっていきましょう。
少しでも皆さんのお仕事を自信をもって始められるお手伝いができると嬉しいです。一緒に頑張っていきましょうね。